2002/7/7 フランスに行って来ました!その2

 役者って、とっても繊細な部分を持っていたりして、やっぱり最初は緊張するし・・でも、制作側は、そういったことを充分考慮して、役者側の生理にあわせて進行し行きます。(日本の現場では、なかなか体験できません)例えば、最初のシーンは緊張していることを見越して、緊張していても良いシーンから、しかも、緊張がほぐれるまで、何度もテイクを重ねてくれる。リテイクするとき、責任は役者側には、いっさい無いという説明をいちいち付けて、あなたは、すばらしいとよいしょもしてくれる。それから、重いシーンは、一日に一つだけしか撮らないし、週の初め、月曜日とかには、やらない。一人一人の特性を見抜くと、その人がベストに集中しやすい方法に切り替えて、やってくれる。僕の場合、リハでは真剣にやるなという指令が来て、本番のテイク数を減らして自然な

↑副社長室。この部屋の撮影から始めました。正面がバイソンさん、で立っているのが、助監督さん
 リアクションができる状態を作ろうとしていたみたいでした。そして、なんと言ってもすばらしいのは、何度テイクを繰り返しても、スタッフ全体が、それを楽しもうという雰囲気を作っていること!そこにいる人全てがです。残業なんてフランス人はしないなんて、とんでもありません、もちろん遊ぶことが大好きです。週末なんて、テンションが高いです。でも、仕事をすごく楽しんでいる。だから、役者は安心して、何度もテイクを重ねる事が出来る。そして、良ければ、監督がトレビアンという前にスタッフから拍手がこぼれてくる。役者にとってまさに理想的な現場です。アラン監督が、撮影に入る前にわざわざ日本に来て言った言葉「あなたが素晴らしいことは、オーディションで証明されている、演技の心配は何も要らない。素晴らしい作品になるから、フランスに来ておおいに撮影を楽しんで下さい!」この時から、チームアランの作戦が開始されていたのだろう。<つづく>
↑これが、噂のHDといわれているカメラ、あまり詳しいことは知らないんだけど、デジタルで、結構暗くても綺麗に撮れていました。それと、編集が楽らしい。これからの映画のスタイルだね。 トイレのセットと会社の入口です。↑便器には、都登呂って、書いてありました。フレンチジョーク?かな