山田五十鈴先生と舞台

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hana3.jpg 粋な女性を演じたら、田中絹代さんより上でしょう。美貌と魅力と技術と実力をかねそなえた稀な女優さんです。(個人的感想)

 先生の魅力は、どこから来るのだろう?まさに、見て学べ的、教科書でありまして、先輩からよく「足のつま先まで芝居をしているから、よく見ておけ」と言われたものです。

 女性をじーっと見るのは得意なので(別に変な意味で・・)、意味もなく近くに行ってウロウロしたものです。付き人は可愛いしね(あっ、これ基本ね)

 ざくっと十年後のある日、僕は見た、これか!つま先まで芝居をしている!と思えた瞬間がやってきました。鳥肌が立つ思いでしたが、今こうして、だからどうと言葉にしてみろと、言われると何も表現できないのですね。これが・・・ね。、だから、見て学ぶしかないのかな??フー。

 まあ、技術の話はさておき、先生の一番の良いところは、ずばり!すばらしく明るいと言う事です。まさに、太陽のような人ですね。舞台に出ている人、全員を包み込むことのできる明るさがあります。有名な女優さんは近寄りがたい人が多い中、(失言ですからね。分かってよ!)先生ほど、安心して近くにいられる人はありません、物理的にもね。

 ある日、状況は説明しませんが、先生から「あなたの事、好きよ」って言われた事も!(はいはい、深く詮索しないの、つまらないからね。)冗談にも、こんな、端の端の端の役者に向かって、こんな暖かい言葉を言えるなんて!おお神様、仏様、山田様ですね。

 おほほほほっ って、上品に笑います。結構、箸が転んでも笑って、くれます。

 そうやって、あらためて思い返してみると、今でも思い出すだけで、腹を抱えて笑えるような舞台での事件は、実は圧倒的に山田先生の舞台上で起こっているんです!それは、たぶん、致命的なミスを犯した人を、怒らずに笑って許す先生の寛容さがそうさせているんでしょうね。

 昔の映画は、見ていると役者として魅力だけではなく、技術を必要としましたね。この技術って奴は、時間のかかる代物で、役者はやはり育てないといけなかった。しかも、その技術だけで、お客を魅了させるものが有ったと思います。いってみれば、ストーリーなんでどうでも良いぐらい。見てて飽きさせない、そういうものを持っていた・・。やばいですね、これはちょっと、言い過ぎだ~やめときます。

 間違えなく昭和を代表する大女優ですね。

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